米国著名YouTuber、日立建機の土浦・常陸那珂工場を紹介

・49万人登録チャンネルで製造現場の技術力を発信

 重機業界で高い影響力を持つ米国のインフルエンサー、Aaron Witt(アーロン・ウィット)氏のYouTubeチャンネルで、日立建機の土浦工場と常陸那珂臨港工場が紹介された。同社が6月2日に発表した。

 Witt氏は米テネシー州を拠点に活動し、Build Witt(ビルド・ウィット)の経営者としても知られる。YouTubeの登録者数は49.4万人を誇り、Facebook、Instagram、LinkedIn、TikTok、Podcastを含むソーシャルメディア全体で230万人以上のフォロワーを抱える。視聴者層には鉱山機械や建設機械の顧客、販売代理店が多く含まれ、業界内での影響力は大きい。

 今回の動画は、Witt(ウィット)氏が2025年に日本を訪れた際の取材をもとに制作された3部構成の企画。第1弾の株式会社藤坂の砕石現場に続き、第2弾では土浦工場の中型油圧ショベル製造現場、第3弾では常陸那珂臨港工場の超大型油圧ショベルやダンプトラックなど鉱山機械の製造現場が取り上げられた。

 動画では、各生産工程で作業員の安全を確保しながら効率的に製品を完成させていく様子が、Witt(ウィット)氏独特の視点で詳細に紹介されている。また、1949年に開発された日本初の純国産機械式ショベル「U05」や、1965年に登場した油圧ショベルの原型「UH03」など、同社の歴史を物語る貴重な展示機械も映し出されている。

 同社は「動画を通じて日立建機の技術力と歴史を体感してほしい」としている。動画は既にYouTubeで公開されており、土浦工場編は「Why Japanese Manufacturing is NEXT LEVEL — Full Factory Tour!」、常陸那珂臨港工場編は「Inside Japan’s Giant Excavator Factory – UNSEEN Factory Tour!」のタイトルで視聴できる。

 ▼動画は↓

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