合板・木工機械の太平製作所、本社工場を刷新、生産能力倍増へ

 合板・木工機械を主力とする、太平製作所(愛知県小牧市)は6月2日、本社小牧事業所内にある工場の一部リニューアル工事に着工したと発表した。築61年の老朽化した工場を刷新し、生産能力の増強と生産性の向上を図る。

 今回のリニューアル対象は、本社敷地内にある3棟の機械製造工場のうちの1棟。1963年の建設以来、61年間にわたり主力製品である合板機械などの製造拠点として機能してきたが、経年劣化による損傷が著しく、建物の安全性低下が懸念されていた。

 リニューアルでは、建物の安全性を回復させるだけでなく、工場の敷地面積を大幅に拡張し、機械製造のキャパシティ増強を目指す。

<リニューアル工事の概要>
場所:本社工場のうち1棟(愛知県小牧市大字入鹿出新田字宮前 955-8)
広さ:現状:延べ床面積1,045㎡、リニューアル後:2,226 ㎡
リニューアル予算:約8億円
完成時期:2026年6月頃

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