加藤製作所、東京電機大学と連携し未来のエンジニア育成へ 小学生向け『D-SciTech プログラム』に参加

 加藤製作所は6月4日、来る6月21日(土)に東京電機大学東京千住キャンパスで開催される小学生向けワークショップ「D-SciTech プログラム」に参加すると発表した。理科や科学への興味を深める体験型ワークショップを通じて、未来を担うエンジニアの育成に貢献する。

■油圧の仕組みを体験、本物の建設機械も登場
 今年で3年目を迎える同プログラムで、加藤製作所は「油圧ってなに?」をテーマに、油圧の仕組みとその不思議な力を子どもたちに分かりやすく伝える展示・体験コーナーを展開する。油圧は、建設機械に不可欠な技術であり、小さな力を大きな力に変えるその原理は、理科教育にも非常に適しているという。

 当日は、本物のクレーン車やミニショベルカーの展示・試乗も実施され、子どもたちは普段触れることのできない建設機械に直接触れる貴重な機会を得られる。同社は、このプログラムを通じて建設機械が社会を支える重要な存在であることを伝え、機械の面白さを通して子どもたちが将来エンジニアを目指すきっかけとなることを期待している。

 産学連携で理系人材育成を推進
加藤製作所は、今後も産学連携や理系人材の育成を重要な経営テーマと位置付け、事業活動を通じて社会貢献に努めていく方針だ。
この「TDU 社会・地域連携事業 公開講座 D-SciTech プログラム ~未来のエンジニアのために~」は、午前10時からと午後1時からの2部制で、各回10組の小学3~4年生が対象。参加費は無料で、東京電機大学の公式ウェブサイトから事前申し込みが必要で、締め切りは6月6日(金)となっている。

 ニュースリリース