住友重機械、DX認定事業者に認定、経産省制度で企業のデジタル変革を評価

 住友重機械工業は6月4日、経済産業省のDX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度に基づき、6月1日付でDX認定事業者として認定されたと発表した。

 同制度は「情報処理の促進に関する法律」に基づき、「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応する企業を国が認定するもの。デジタル変革への取り組みが一定の水準に達した企業を評価する。

 同社は2023年1月、住友重機械グループのDX推進に関する長期方針として「DXグランドデザイン」を策定。「デジタルの力で、世界中の現場を快適に、携わる人々を幸せに」とのDXビジョンを掲げ、デジタル技術による事業収益力の強化と社会課題解決に取り組んでいる。

 今年2月には「DX活動指針」を制定し、グループとしてのITガバナンス体制の構築、DX人材の育成とマインド醸成、デジタル基盤の整備、DXプロジェクトの支援などを軸に、グループ全体でデジタル活用力の向上を図っている。

 同社グループは創業以来、時代の要求に応える多様な製品・サービスを提供してきた。今後も「こだわりの心と、共に先を見据える力で、人と社会を優しさで満たします」というパーパスの下、デジタル活用を推進し、新たな価値創造と企業価値向上に取り組む方針。

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