オシュコシュ、ディフェンス部門を「トランスポート部門」に改称 、ノードランド氏を社長に任命

 Oshkosh Corporation (オシュコシュ・コーポレーション) :2025年6月3日

 ウィスコンシン州オシュコシュ発:特殊車両および機器の革新をリードするオシュコシュ・コーポレーションは本日、同社のディフェンス(防衛)部門をトランスポート(輸送)部門に改称すると発表した。

 新たなトランスポート部門は、引き続きディフェンス顧客に対し、優れた戦術装輪車両およびモビリティソリューションを提供していく。同時に、商業市場への拡大にも注力していく方針。その具体的な例として、米国郵政公社(USPS)向けの次世代配送車両(NGDV)契約が挙げられる。同契約の本格生産(FRP)段階への移行は、今年後半に予定されている。

◾️新社長にスティーブ・ノードランド氏
 この組織再編に伴い、オシュコシュ社はスティーブ・ノードランド(Steve Nordlund)氏を執行副社長兼トランスポート部門社長に任命した。就任は7月14日付。
 ノードランド氏は、航空宇宙、ディフェンス、モビリティ業界で25年以上のリーダーシップ経験を有している。ボーイング社では、航空優勢部門を率い、先進軍事技術を支える最先端の研究開発イニシアチブを推進するなど、要職を歴任した。

 オシュコシュ社のジョン・ファイファー(John Pfeifer)社長兼CEOは、「スティーブのような経験と能力を持つ幹部がオシュコシュチームに加わることを大変喜ばしく思う。彼は強力な人間中心のリーダーシップスタイルと、明確な戦略的方向性を通じて成長と卓越した業務遂行を実現する確かな実績を持っている」と期待を表明した。

 ノードランド氏は、「オシュコシュ・コーポレーションは、永続的で由緒ある組織であり、このような素晴らしいチームの一員となることを光栄に思う。当ビジネスは、私たちの差別化された目的、文化、能力を活用することで、加速的な成長と利益率の拡大を実現する好位置につけている」と抱負を述べた。
 
■ Oshkosh Corporation (オシュコシュ・コーポレーション) について
 オシュコシュ(NYSE:OSK)は、世界中の人々の生活を向上させるために、日々奮闘するヒーローを助ける革新的でミッションクリティカルな機器を製造している。ウィスコンシン州に本社を置き、世界中で18,000人以上の従業員が「人々の生活に変化をもたらす」という共通の目的に向かって団結している。オシュコシュの製品は、JLG®、Pierce®、MAXIMETAL、Oshkosh® S-Series™、Oshkosh® Defense、McNeilus®、IMT®、Jerr-Dan®、Frontline™ Communications、Oshkosh® Airport Products、Oshkosh AeroTech™、Pratt Millerなどのブランド名で150カ国以上で利用されている。詳細については、oshkoshcorp.comを参照。

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