建設機械調査会社Off-Highway Research(オフハイウェイ・リサーチ社)は5月29日、電動建設機械の世界市場に関する2025年版レポートを発表した。最新版では、対象機種にワイドボディトラックが追加され、インド市場に関する地域別セクションが新たに設けられるなど、分析範囲を拡大した。
昨年、電動建設機械の世界販売台数は18,000台を超え、前年比110%増を記録した。市場を牽引するのは中国で、世界の電動建設機械販売台数の約80%、生産台数では90%以上を占める。新興市場においても電動建設機械の需要が拡大している現状が浮き彫りとなった。
全58ページにわたる今回のレポートは、電動建設機械の地域別市場動向を詳細に考察し、グローバルな市場全体像を概観する。今後5年間の詳細な市場予測に加え、その根拠となる綿密な議論と分析が盛り込まれている点が特徴である。
Off-Highway Researchは、既存のサブスクリプション契約者は本レポートを無料でダウンロード可能としている。未加入企業や個人も、同社ウェブストアからレポートを購入できる。同社は、多くの顧客にとって、データベースアクセスやその他の特典を含むサブスクリプション契約の方が費用対効果が高いとの見方を示した。
サブスクリプションパッケージに関する問い合わせは、mail@offhighwayresearch.com まで電子メールで受け付けている。