日本建設機械工業会が5月29日に発表した2025年4月の建設機械出荷金額によると、内需は 17.4%減少の 624 億円、外需は 4.7%減少の1,959 億円となった。その結果、内需は 9 カ月連続の減少、外需は 2 カ月連続の減少となった。総合計では 8.1%減少の 2,583 億円となり、2 カ月月連続の減少となった。
■内需は17.4%減少の 624 億円、9 カ月連続の減少
機種別に見ると、道路機械は 29.7%増加の 20 億円の 1 機種と補給部品は 1.1%増加の121 億円が増加したものの、他8機種が減少した。
■外需4.7%減少の1,959 億円 、2 カ月連続の減少
機種別に見ると、油圧ショベルは3.3%増加の689億円、道路機械は27.6%増加の49億円、基礎機械は前年実績なしの1億円の3機種と補給部品8.6%増加の269億円が増加したものの、他6機種が減少となった。
地域別に見ると、全 9地域中3地域が増加したものの、他6地域が減少となった。
■4月の油圧ショベル国内出荷台数は34.7%減の811台
4月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ406台(前年同月比39.1%減少)、油圧ショベル811台(同34.7%減少)、ミニショベル1,412台(同8.8%減少)、クローラクレーン12台(同50.0% 減少)、ラフテレーンクレー109台(同7.9%増加)、アスファルトフィニッシャ35台(同20.7% 増加)――となった。