タダノ、「プラチナくるみん」認定を取得、子育て支援で高い評価

 タダノは5月28日、厚生労働省が認定する「プラチナくるみん認定」を取得したと発表した。これは、次世代育成支援対策推進法に基づき、子育て支援において特に高い水準の取り組みを行う企業が認定されるもの。

 タダノは2022年に「くるみん認定」を受けており、2022年4月1日から2024年12月31日を対象期間とする一般事業主行動計画において、さらなる子育て支援策を推進してきた。今回の「プラチナくるみん認定」は、これらの取り組みが高く評価された結果となる。

■主な取り組みは以下の通り:
* 所定外労働時間の削減を強化し、年間平均残業時間を2022年度の284.5時間から2024年度には202.8時間に削減。
* 年次有給休暇の取得促進により、労働組合員の平均取得実績を2022年度の15.0日から2024年度には16.7日に増加。
* 育児・介護に関する各種制度の利用促進のため、社内サイトでの情報公開や、積立有給休暇の適用範囲を本人または配偶者の妊娠時にも拡大。
 その他、育児・介護費用の援助措置としてカフェテリアプランを導入。子の看護休暇の取得要件も緩和し、対象期間を小学校4年生の12月末までから中学校3年生修了までに延長したほか、感染症による学級閉鎖や学校行事への参加時にも適用を拡大した。

 タダノグループは、多様な人材が能力を最大限に発揮できるような公平な成長機会の提供と組織文化の醸成に努め、引き続き、一人ひとりが活き活きと働ける環境整備を進めるとしている。

 ニュースリリース