FUJI、AI搭載の廃棄物選別ロボット「R-PLUS」を「2025NEW環境展」に出展

 FUJIは5月22日、AIを搭載した廃棄物選別ロボット「R-PLUS(アールプラス)」を、2025年5月28日から30日まで東京ビッグサイトで開催される「2025NEW 環境展」に出展すると発表した。

「R-PLUS」は、産業廃棄物のリサイクルにおける手作業での選別工程を自動化する装置。AIによる検出技術と新開発のピッキングハンドにより、ベルトコンベア上の廃棄物を検出し、人間と同等以上のピッキングスピードで24時間稼働を実現し、省人化に貢献する。また、既存のベルトコンベア上部に設置可能で、傾斜角0~20°まで対応する。

 今回の展示では、「不純物の除去」と「有価物の回収」における「R-PLUS」の活用事例が紹介される。

■導入事例とデモンストレーション
「R-PLUS」は既に、大成ロテック株式会社の東京青海合材工場に導入され、がれき類に混入した不純物の自動除去に活用されています。同社の活用事例は、「2025NEW 環境展」会期中、株式会社中山鉄工所のブース(東1ホール、小間番号:A158)にて、実機を用いたデモンストレーションで紹介される。

 また、加山興業株式会社の産業廃棄物中間処理施設にも導入されており、混合廃棄物からの有価物自動選別・回収に貢献している。加山興業株式会社のブース(東6ホール、小間番号:Q613)では、「R-PLUS」の事業系一般廃棄物での活用事例がパネル展示される。

「2025NEW 環境展」出展概要
* 会期: 2025年5月28日(水)~5月30日(金)10:00~17:00(最終日のみ16:00終了)
* 会場: 東京ビッグサイト
* 小間番号: A158(東1ホール)、Q613(東6ホール)
* 主催: 日報ビジネス株式会社

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