Hiab(ヒアブ):2025年5月15日
Hiabは、フィンランド・Raisio(ライシオ)のマルチリフト・デマウンタブル生産施設の拡張と近代化に1,900万ユーロ(約30.4億円、160円換算)を投資します。この投資により、ライシオの生産施設とオフィス設備が近代化され、省エネソリューションによるエネルギー消費量の削減と、新しいショールームの設置が実現します。
建設工事は2025年秋に着工し、2027年には完成予定です。新施設は現在の施設とは別棟となるため、ライシオ工場の生産やその他の作業に支障は発生しません。今年の支出額は、Hiabの2025年の総設備投資額(買収を除く)の見積もりである約8,000万ユーロに含まれています。
「HIAB Multiliftは、世界有数のデマウンタブル製品メーカーであり、商用および防衛用途の両方にソリューションを提供しています。ライシオ工場の拡張という戦略的取り組みは、同工場の生産能力の向上、従業員の福利厚生の向上、そしてHiabのサステナビリティ目標の達成に貢献します。新しく効率的で近代的な生産・オフィス環境は、従業員の安全と満足度を向上させるHiabの3Eアプローチ(容易さ、権限委譲、卓越性)に合致しています」と、デマウンタブル・防衛部門社長のHermanni Lyyski (ヘルマンニ・リスキ)氏は述べています。
「現在の施設は1970年代後半から1980年代初頭に完成しましたが、ライシオ工場は1950年代後半から同じ地域に所在しています。今回の近代化は、昨年ライシオで実施した開発活動、すなわち大規模なレイアウト変更やHiabの新しい工場生産モデルに基づいた操業開始といった活動の重要な継続となります」と、Hiabライシオのオペレーションディレクター、Jussi Peltoniemi (ユッシ・ペルトニエミ)氏は述べています。
■Hiab(ヒアブ)について
Hiab(Nasdaq Helsinki:HIAB)は、スマートで持続可能なオンロードロードハンドリングソリューションを提供するリーディングプロバイダーであり、最も熱心な従業員とパートナーと共に、日々最高の顧客体験を提供することに尽力しています。Hiabは、世界3,000カ所に及ぶ自社およびパートナーの販売・サービス拠点からなる広範なネットワークを通じて、すべての大陸に拠点を展開し、100カ国以上への製品供給を可能にしています。同社の2024年の継続事業売上高は約16億ユーロで、従業員数は4,000人を超えています。www.hiabgroup.com
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。