・営業利益1億3,800万ドルを計上、営業利益率は9.5%
Doosan Bobcat(斗山ボブキャット):2025年4月28日
・経済不透明感により売上高と営業利益が減少
・昨年第3四半期の底値以降、収益性は改善
斗山ボブキャットは4月28日に第1四半期決算を発表しました。前年同期の高いベース効果と経済の不確実性により、売上高は前年同期比20%減の14億4,400万ドルとなりました。営業利益は前年同期比44%減の1億3,800万ドルで、営業利益率は9.5%でした。
季節要因により売上高は前四半期比6%減少しましたが、物流費の削減と価格引き上げにより営業利益は8%増加しました。営業利益は2四半期連続で改善し、前年同期の9,200万ドルから回復しました。
経済の不確実性と景気後退への懸念から需要が鈍化し、前年比で全製品・全地域において売上高が20%減少しました。(製品別売上高前年比:小型機器 -22%、マテリアルハンドリング -20%、ポータブル電源 -22% /地域別売上高前年比:北米 -22%、欧州・中東・アフリカ -21%、アジア・ラテンアメリカ・オセアニア -21%)。
斗山ボブキャットの関係者は次のように述べています。 「相互関税の不確実性は高まっているものの、米国に現地生産拠点を持つことでメリットが期待できます。昨年第1四半期のベース効果が高かったため、前年同期比の減少幅が大きく見えますが、今年の第1四半期の実績は会社目標と一致しています。」
斗山ボブキャットは24日、第1四半期の配当を1株当たり400ウォンとすると発表しました。昨年策定した企業価値向上計画に基づき、斗山ボブキャットは年間最低配当額を1,600ウォンとし、連結純利益の40%を株主還元率とすることを発表しました。発表後、同社は2,000億ウォン相当の自己株式を消却しました。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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