ボッシュ・レックスロス、山中学氏が新社長に就任

・油圧・FA分野での豊富な経験を活かし、持続可能な社会への貢献を目指す

 ボッシュ・レックスロス(横浜市都筑区)は、2025年5月1日付で山中 学(やまなか・まなぶ)氏が代表取締役社長に就任したと発表した。これに伴い、前社長のアーミン・ゴルツ氏は従来より兼務していた常務取締役 管理本部長の職務に引き続きあたる。

 山中氏は1991年に京都大学で農業機械を専攻後、コンサルティング会社を経てキャタピラー社に入社。日本および米国において油圧ショベルやホイールローダーの設計・開発、国内販売の統括など、油圧機器を中心とする建設機械分野で長年の実績を積んできた。

 就任にあたり山中氏は、「不確実性が高まる世界において、当社のドライブ&コントロールソリューションによって、機械、製造、そして日常生活の持続可能な発展に貢献したい」と抱負を述べ、「今後のさらなる成長と発展に尽力してまいります」と語っている。

 ボッシュ・レックスロス株式会社は、ドイツ・ボッシュグループの一員として、日本国内で油圧機器・サーボモータ・インバータ・タイトニングシステム・搬送システム・溶接制御機器・ファクトリーオートメーション機器などの製造・販売・サービスを展開している。

 とりわけ、油圧と電動制御技術を融合させた製品群を武器に、建設機械の電動化や排ガス規制対応、産業機械の安全性向上といった市場ニーズに対応。また、IoT対応製品を通じて、建設・産業・FA分野におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)やサステナビリティ推進にも力を注いでいる。

 新体制のもと、同社は今後も日本市場における存在感を高め、先進技術で持続可能な社会の実現に貢献していく構え。

 ニュースリリース