豊田自動織機が4月25日発表した2025年3月期(2024年度)連結業績によると、産業車両は、市場は欧州やアジアで増加し、世界全体で小幅に回復したなか、主力のフォークリフトトラックが北米や欧州で減少したものの、値上げ効果や為替変動による影響により、売上高は前年度を1,991億円(7.7%増)上回る2兆7,863億円、営業利益は前連結会計年度を11億円(0.7%増)上回る1,667億円となった。
豊田自動織機2025年3月期通期データ 販売台数は前年度比6.5%減の288,000台(前年度:308,000台)となった。内訳は、日本が41,000台(36,000台)、北米95,000台(111,000台)、欧州98,000(104,000台)、その他54,000台(57,000台)。
2026年3月期(2025年度)の予想は、前年度比1.0%増の291,000台(前年度:288,000台)。内訳は、日本44,000台(41,000台)、北米102,000台(95,000台)、欧州92,000台(98,000台)、その他53,000台(54,000台)。
全社の2025年度通期連結業績予想については、連結売上高4兆円(前年度比2.1%減)、営業利益 1,800億円(同18.8%減)、税引前利益3,100億円(同11.8%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益 2,400億円(同8.5%減)とした。産業車両セグメントの売上高は、2兆7,020億円(同3.0%減)としている。
なお、為替レートについては、1USドル135円、1ユーロ155円を前提としている。
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