住友重機械ハイマテックス(愛媛県新居浜市、住友重機械工業100%出資、以下、HMX)は4月25日、一般社団法人サステナブル経営推進機構(通称:SuMPO)の環境ラベルプログラムに基づく「SuMPO EPD (旧:エコリーフ)」を、日本国内の圧延用ロールメーカーで初めて取得したと発表した。
この認証は、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて製品環境情報を定量的に評価・開示する透明性の高い・国際的な取り組み。今回取得したことにより、HMXが手掛ける圧延ロールの環境情報の妥当性と国際規格への適合性が第三者機関によって確認された。これに伴い、調達品のCO₂排出量を把握・削減したいという顧客に対してより透明性の高い環境情報を提供することが可能となった。
HMXの圧延用ロールは、循環型社会(サーキュラーエコノミー)実現のため、顧客先で使用済みとなった圧延用ロールを回収して原材料として再利用している。
また、生産工程で発生する鉄スクラップも再利用しており、リサイクル材料を主原料とした環境に配慮した製品。
住友重機械グループは、社会価値と企業価値の向上を両輪としたマルチステークホルダー視点のサステナビリティ経営を推進している。今後もバリューチェーン全体での環境負荷の低減、人権尊重、企業倫理の徹底などのステークホルダーから期待されるESGの取り組みを一層強化し、グローバル社会の一員としての役割を果たしていく。
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