コベルコ建機は4月25日、厚生労働省より「プラチナくるみん」の認定を取得（3月24日付）でしたと発表した。
「プラチナくるみん」は、次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の子育てをサポートしている企業として「くるみん」認定を受けた企業のうち、より高い水準の取り組みを行い、一定の基準を満たした場合に、優良な「子育てサポート企業」として厚生労働大臣が認定する制度。
コベルコ建機は、多様な人材がいきいきと活躍し続けられるよう職場環境の改善を鋭意進めており、その一環として、仕事と育児の両立支援策の拡充に以下のとおり取り組んでいる。今回、それらの取り組みと、その結果である男性の育児休業（育児目的休暇制度を含む）取得率の高さ（2021～23年度 87%）などの実績が評価され、認定につながった。
■働く場所・時間を柔軟に選べる働き方の実現
小学校卒業までの短時間勤務に加えて、始業・終業時刻の繰り上げと繰り下げ、テレワーク、コアタイムなしのフレックスタイム制度を導入している。さらには、残業時間の削減や年次有給休暇の取得促進も行うなど、個々人の事情に応じて柔軟に働き続けられる制度を整えている。
■女性従業員が就業を継続し、活躍できる取り組み
仕事と育児を両立する中で出てくる悩みの相談や、キャリアイメージを持ってもらうため、女性管理職との座談会、技術系女性異業種交流会などを開催している。
■男性従業員の育児休業取得を支援
制度をわかりやすくまとめた育児ハンドブックを作成し、子どもが産まれた従業員に対し、安心して育児休業が取れるよう制度の説明を実施している。また、D＆I説明会を実施し、会社として取得を促進していることを直接伝え、男性従業員が取得しやすい風土づくりを行っている。