住友重機械、新たなイノベーション拠点 「技術研究・創発棟 Cs’-Lab+」が完成 ・開所式を開催

・新たな価値を生み出す創発の場としての発展を目指す

 住友重機械工業は4月22日、横須賀製造所内に建設していた新たなイノベーションの拠点「技術研究・創発棟 Cs’‐Lab+(シーズラボ)」が完成し、21日に開所式を執り行ったと発表した。

 同社の研究開発部門である「技術研究所」は、2001年以降、横須賀製造所を主力の拠点としてグループ商品の基盤・要素技術開発を行っている。今回、将来に向けたさらなる研究開発の強化を目的に同施設を新設し、研究員の執務スペースやIoT/AI/データサイエンス、自動/自律化、脱炭素および二酸化炭素利用・貯蔵技術分野といったさまざまな分野の研究・実験設備を大幅に整備・拡張した。また、横須賀製造所共管部門(人事・総務など製造所の管理部門、ICT本部)も入居する。

 「創発する空間」をコンセプトにした同施設には、同社の各セグメント・事業部門・グループ会社、そして顧客とのコミュニケーションスペースを多数設けた。同社のパーパス「こだわりの心と、共に先を見据える力で、人と社会を優しさで満たします」のもと、多様な人々が相互に影響し合いながら、さまざまな技術の創出を目指す。

<施設概要>
施設名称:技術研究・創発棟 Cs’‐Lab+(読み方:シーズラボ)
所在地:神奈川県横須賀市夏島町19番地
建屋面積:4,100 m2
延べ床面積:19,600 m2
階数:地上6階建(屋上施設含む)
竣工:2025年3月末
収容人員:約700名
基本設計:株式会社日総建
設計・施工:清水建設株式会社

 詳細は、ニュースリリース