米マニトワック、日本のクローラクレーンメーカーを国際貿易委員会(ITC)と商務省にアンチダンピング申し立て

 Manitowoc Company, Inc. (マニトワック社):2025年4月10日

 ミルウォーキー、クレーンおよび吊り上げソリューションの世界的大手メーカーであるマニトワック社は、日本製ラチスブーム式クローラクレーンの製造業者による略奪的ダンピング行為を主張し、米国国際貿易委員会(ITC)および米国商務省にアンチダンピング申立てを提出しました。

 マニトワック社の社長兼最高経営責任者(CEO)であるAaron H. Ravenscroft (アーロン・H・レイブンスクロフト)氏は次のように述べています。

 「本日の当社の行動は、コベルコの行為が米国におけるラチスブーム式クローラクレーン事業に損害を与えたことを明確に示しています。米国政府が、勤勉に働く米国従業員を支援するため、公平な競争条件の確保に向けて迅速に行動してくれると信じています。」

 当社の提出書類は、以下のリンク先(ACCESS)でご覧いただけます。

■Manitowoc (マニトワック)について
 Manitowocは1902年に設立され、120年以上にわたり、高品質で顧客重視の製品とサポートサービスを市場に提供してきた伝統を誇ります。Manitowocは、エンジニアリング・リフティング・ソリューションを提供する世界有数の企業です。Manitowoc は、その完全子会社を通じて、Aspen Equipment、Grove、Manitowoc、MGX Equipment Services、National Crane、Potain、および Shuttlelift のブランド名で、移動式油圧クレーン、ラチスブーム クローラー クレーン、ブーム トラック、およびタワークレーンの包括的な製品ラインを設計、製造、販売、およびサポートしています。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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