三菱化工機、水素サプライチェーン構築の支援に向けて、水素ファンドに出資   

 三菱化工機は4月16日、水素社会の実現に向けた取り組みの一環として、一般社団法人水素バリューチェーン推進協議会(以下JH2A)およびアドバンテッジパートナーズ(以下、グループ会社を含めてAPグループ)の協働の下で設立された、水素関連分野への投資に特化したファンド「Japan Hydrogen Fund,L.P.」(以下、同ファンド)に出資したと発表した。  

 同ファンドは、三菱化工機はが理事会社として加盟しているJH2Aが設立した水素ファンド。同ファンドは水素バリューチェーン全体を俯瞰して、「つくる/はこぶ/ためる/つかう」の各領域に事業資金を供給することで、グローバルバリューチェーンの構築に寄与することを目的に設立された。同ファンドに出資することでJH2A会員企業との連携機会や、水素関連情報の提供等を受けられるほか、ファンドへの投資リターンに加えて、サプライチェーンへの参画やパートナー企業とのアライアンス等、三菱化工機の水素関連事業拡大への寄与を期待している。  

 三菱化工機はは、1964年に天然ガス等を原料とする水素製造装置の国内1号機を手掛けて以来、約60年にわたって水素関連事業を手掛けている。三菱化工機は持続可能な社会の実現に向けた取り組みの中で、水素を重要なエネルギーと位置づけ、さまざまな取り組みを進めている。三菱化工機は、同ファンドへの出資を活用して、水素エネルギーを活用した持続可能な社会の実現に向けて協働していく。  

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