Konecranes(コネクレーンズ) :2025年4月10日
コネクレーンズは、ベトナム・ハノイ近郊のフンイエン省に建設予定の牧野フライス製作所の新工場に、クレーン14台を納入します。この投資は、同地域における牧野の事業拡大を支援し、高精度金属切削加工機および放電加工機(EDM)の製造能力を強化するものです。2024年8月に受注した本件は現在設置中で、2025年4月末の完了が予定されています。
これらのクレーンは、牧野の生産ライン、出荷エリア、ショールーム、ステージングゾーン、計測エリア、そして常温保管室において、効率的かつ安全な資材搬送を可能にするように設計されています。
今回の受注には、シングルガーダークレーン、ダブルガーダークレーン、ウォールコンソールクレーン、ウォールマウント式旋回ジブクレーン、KBKワークステーション吊り下げクレーンなど、様々なクレーンが含まれています。これらのクレーンは、500kgから15トンまでの荷重容量と最大17.5メートルのスパンを備え、施設の運用ニーズを満たすように設計されています。
ベトナムのマキノのカントリーマネージャー、Nguyen Thanh Hoa (グエン・タン・ホア)氏は次のように述べています。
「他の国でコネクレーンズと協業してきた経験から、同社の幅広いポートフォリオが当社の生産フローのあらゆる分野のニーズを効果的に満たしていることがわかりました。」
コネクレーンズのISEカントリーディレクター、Mai Van Huy (マイ・ヴァン・フイ)氏は次のように述べています。
「牧野の生産エリアの柔軟性を高め、ワークステーションのアクセス性を最適化するために、水平トラック上の天井クレーンの下で動作するウォールコンソールクレーンを設置し、ワークフローの効率を改善し、限られたスペース内での正確な材料移動を可能にしています。」
顧客重視、事業成長へのコミットメント、そして継続的な改善により、コネクレーンズはマテリアルハンドリング業界のリーダーとしての地位を確立しています。これは、デジタル化とテクノロジーへの投資、そして経済の脱炭素化、循環型社会の推進、そして安全性の向上につながるソリューションによるマテリアルフローの効率化に向けた取り組みによって支えられています。
■Konecranes(コネクレーンズ)について
コネクレーンズは、マテリアルハンドリングソリューションのグローバルリーダーであり、多様な業界の幅広いお客様にサービスを提供しています。私たちは、日々の改善から、最も重要な瞬間における画期的な進歩に至るまで、常に業界のベンチマークを設定しています。なぜなら、より安全で、より生産的で、持続可能な方法を常に見つけることができると確信しているからです。だからこそ、50カ国以上に約16,800人の専門スタッフを擁するコネクレーンズは、世界が求めるものを持ち上げ、扱い、移動させるという使命を日々担っています。2024年のグループ売上高は42億ユーロに達しました。コネクレーンズの株式は、ナスダック・ヘルシンキ(シンボル:KCR)に上場されています。
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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