農業機械メーカーの米AGCO、現在の関税情勢に関して声明

 AGCO :2025年4月8日

 ジョージア州ダルース 、2025年4月8日—-米国および相互関税の状況は依然として非常に流動的です。AGCOは、関税の影響を最小限に抑えながら、世界中の農家の皆様にサービスを提供することを最優先に考えています。世界各地に広がる製造拠点は、農家の皆様のニーズに応える製品とサービスを提供し、増加する世界人口への食糧供給を継続していく上で極めて重要だと考えています。

 AGCOは、現在関税が適用されていない国への完成品の米国からの出荷を継続しています。潜在的な影響を精査している間、米国外の生産施設から米国向けに出荷される完成品は、米国外の現在の拠点に一時的に保管されます。米国への部品の出荷および米国からの部品の出荷は、現時点ではこの措置による影響を受けません。当社は、グローバルな拠点網を最大限に活用し、特にヨーロッパで製造された高品質な製品を世界中の農家の皆様にお届けし続けるための最善の方法を検討しています。

 当社チームは機敏な対応を心がけ、ディーラーと頻繁にコミュニケーションを取り、代替ソリューションを評価し、当社製品に適用される可能性のある関税を最小限に抑えるためのあらゆる選択肢を検討しています。関税による潜在的な財務影響については、5月上旬の次回決算説明会で最新情報をお伝えする予定です。

■AGCOについて
 AGCO(NYSE:AGCO)は、農業機械および精密農業技術の設計、製造、販売における世界的リーダーです。AGCOは、Fendt®、Massey Ferguson®、PTx、Valtra®といった主要ブランドを含む、差別化されたブランドポートフォリオを通じて、農業従事者とOEM顧客に価値を提供しています。AGCOの幅広い機器、スマート農業ソリューション、そしてサービスは、農業従事者が持続可能な方法で世界に食料を供給することに貢献しています。1990年に設立され、米国ジョージア州ダルースに本社を置くAGCOは、2024年の純売上高が約117億ドルに達しました。詳細については、www.agcocorp.comをご覧ください。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。