エピロック、インドで製造拠点を拡大、新たな岩盤掘削ツール工場を開設

 Epiroc(エピロック):2025年4月9日

 スウェーデン、ストックホルム:鉱業および建設業界における生産性と持続可能性のリーディングパートナーであるエピロックABは本日、インド・ハイデラバードに拡張された岩盤掘削ツール製造施設を開設しました。この新施設は、安全性と生産性を向上させる最高品質の製品とソリューションを通じて、インドおよび世界の鉱業業界を支援するというエピロックのコミットメントの一環です。
 
 新しい施設は、エピロックの既存工場に隣接する5,280平方メートルの追加の土地に位置し、鉱山の安全性を高める岩盤補強製品のほか、効率的で生産性の高い掘削作業に不可欠な回転式掘削ツールとダウンザホール(DTH)掘削ツールを生産します。

 エピロックの社長兼最高経営責任者(CEO)のHelena Hedblom(ヘレナ・ヘドブロム)氏は次のように述べています。

 「インドにおける高品質の岩盤補強材と岩盤掘削ツールの生産能力の拡大は、重要かつ成長を続けるインド市場と世界中のお客様に対する当社の長期的なコミットメントを強化するものです。」

 新工場での生産は来月から開始される予定です。エピロックは2017年に工場の生産能力を倍増させ、現在、増大する顧客需要に対応するためにさらなる増強を進めています。この拡張により、ハイデラバードの生産拠点では現在約300名の従業員を抱えており、新たに約35名の雇用が創出されるなど、地域雇用の機会も創出されます。

 エピロックはインドに約1,600人の従業員を擁しており、その多くは研究開発部門に所属しています。2024年には、インドはエピロックグループの売上高の約3%を占めました。

 エピロロック・インド社長、Arunkumar Govindarajan(アルンクマール・ゴビンダラジャン)は次のように述べています。
 
 「現地の製造業に投資し、生産能力を高めることで、顧客の成長をサポートすると同時に、鉱業分野における持続可能な生産性とイノベーションに貢献します。この投資は、当社の『Make in India』イニシアチブを支援するものでもあります。」

 エピロックは2024年9月にこの施設の起工式を開催しました。また同日、エピロックはハイデラバードに新たなイノベーション・テクノロジーセンターを開設しました。

■Epiroc(エピロック)について
 エピロックは、鉱業および建設業界の顧客にとってグローバルな生産性向上パートナーであり、持続可能な社会への変革を加速しています。画期的な技術を駆使し、掘削リグ、岩盤掘削、建設機械、地上および地下用途のツールなど、革新的で安全な機器を開発・提供しています。また、世界クラスのサービスとアフターマーケットサポートに加え、自動化、デジタル化、電動化のためのソリューションも提供しています。
 エピロックはスウェーデンのストックホルムに本社を置き、2024年の売上高は約640億スウェーデンクローナ(約9,600億円、15円換算)に達し、約19,000人の情熱的な従業員が約150カ国で顧客をサポ​​ートし、協力しています。詳細はwww.epirocgroup.comをご覧ください。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。