柳工、最大トン数 200トン油圧ショベル9200Fが無事に稼働を開始

　柳工(LiuGong）：2025年4月8日

　4月3日の朝、長さ17メートル、幅7.3メートル、高さ7メートル、重さ200トンの「鋼鉄の巨獣」が柳州油圧ショベルスマート工場にそびえ立ちました。柳工最大の油圧ショベル9200Fが無事に稼働を開始しました。柳工の党書記、会長兼CEOの曽光安氏、柳工の副社長、党書記、掘削機(油圧ショベル）事業部ゼネラルマネージャーの袁世国氏、および9200Fプロジェクトの関係者が、この歴史的な瞬間を一緒に見守りました。

　曽光安氏は、次のように力強く述べています。
　「30年以上の開発を経て、柳工の油圧ショベルは世界市場で目覚ましい成果と高い評価を獲得しました。9200F超大型油圧ショベルの試作が成功したことは、柳工と柳工油圧ショベルの両方が新たな開発段階に入ったことを示しています。柳工は200トンの超大型油圧ショベルを出発点として、露天掘りの完全なソリューションを生み出すよう努めます。柳工は世界的な新エネルギー革命と全面的な国際展開という二つのチャンスをしっかりと捉え、世界の油圧ショベル界のリーダーとなるよう努力し、継続的な学習と革新を通じて、研究開発、製造、サプライチェーン、アフターサービスのレベルと競争力を継続的に向上させ、世界市場での製品のさらなる成功を確実にします。」

　9200F超大型油圧ショベルは、柳工油圧ショベル史上、部品点数が最も多く、製造難易度が最も高く、範囲が最も広い油圧ショベルです。主要コンポーネントについては、プロジェクトチームはカスタマイズされたシミュレーション システムを構築し、多条件モデリング、境界検証、および破損リハーサル検証プロセスを活用し、多分野にわたる分析と組み合わせることで、完全な機能に基づいて構造機械性能を大幅に向上させ、エンジニアリング実装のための正確な予測を提供し、反復スペースを確保しました。システムは、機械全体のフルマトリックスひずみ監視ネットワークを通じて、機械全体の応力と動的荷重スペクトルデータを収集し、主要な構造部品の耐久性を確保します。
動力と油圧システムに関して、9200F 超大型油圧ショベルは効率的な動力の組み合わせとインテリジェントな油圧システムを備えており、継続的に急激な動力を提供できます。また、柳工コントローラーを採用し、柳工が独自に開発した全電子制御システムと組み合わせることで、エンジン、メインポンプ、メインバルブ、作業装置の負荷間の動的なインテリジェントマッチングを実現し、エンジンが常に最適な燃料消費ゾーンにあることを保証します。

　試作段階では、プロジェクトチームはモジュール式の組み立て方式を採用し、2交代制で24時間体制で作業し、春節期間中は残業して進捗に追いついた。柳州と常州の2つの主要拠点の研究開発、調達、品質、生産などの部門の強力なサポートにより、9200F超大型油圧ショベルの試作は69日後に無事完了しました。

　古いやり方に従うだけでは、この世で何も成し遂げることはできません。一生懸命努力して何かをすれば、難しいことではないかもしれません。今後も劉工は技術の限界に挑戦し続け、技術革新と品質向上の二重の連携を通じて世界中の鉱業顧客に総合的なソリューションを提供し、業界の発展をリードしていきます。

　ニュースリリース
　＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。