JCB :2025年4月4日
JCBは、新たに発表された関税が短期的には同社の事業に影響を及ぼすことを本日確認し、現在テキサスで建設中の新工場の規模を2倍に拡大する予定です。
JCBは50年間米国で製造を行っており、昨年、北米でさらに多くの機械を生産する必要性を認識し、サンアントニオに400エーカー(1,618,800㎡、1エーカーは約4,047㎡)の土地を購入しました。同社のジョージア州サバンナの既存の製造工場は25年間操業しており、約1,000人の従業員を雇用しています。
サンアントニオに50万平方フィート(46,500㎡、1 フィート は約0.093㎡)の工場を建設するという当初の計画は修正され、JCBは規模を2倍の100万平方フィート(約93,000㎡)にするという計画を進めています。5億ドル(約750億円、150円換算)を投じたこの新しい工場は来年生産を開始する予定で、最大1,500人の従業員を雇用し、JCBの北米での成長を後押しすることになります。
JCB会長のバンフォード卿は、次のように述べています。
「JCBは今年で創業80周年を迎え、変化には慣れています。米国は世界最大の建設機械市場であり、トランプ大統領は、1964年に最初の機械を販売して以来、JCBにとって重要な市場である米国で、より多くの製品を生産する方法を検討するよう当社を刺激しました。」
JCBのCEO、グレアム・マクドナルド氏は次のように述べています。
「短期的には、関税の導入は当社の事業に重大な影響を及ぼすでしょう。しかし、中期的には、サンアントニオに計画している工場が影響を緩和するのに役立つでしょう。関税がわずか10%であるに感謝しており、英国政府が今後数日から数週間のうちに貿易協定の交渉を締結することを願うばかりです。」
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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