・ニューコンセプト「LANDCROS」を製品・サービス名に初めて付与
日立建機は4月7日、同日より、多くの建設機械を保有する中大規模の建設・土木業の顧客とレンタル会社向けに、異なるメーカーの稼働機械を一元管理する「LANDCROS Connect(ランドクロス コネクト)フリートマネジメントシステム」を、欧州、北米市場で提供開始し、順次、グローバルに展開していくと発表した。また、ドイツのミュンヘンで開催される国際建設機械見本市「bauma2025」(2025年4月7日~13日)において、LANDCROS Connectフリートマネジメントシステムを初めて展示する。
LANDCROS Connectフリートマネジメントシステムは、日立建機が昨年7月に掲げたニューコンセプト「LANDCROS」を製品・サービス名に初めて冠したもの。施工現場にあるさまざまな建設機械の稼働データをメーカーの枠を超えて管理することで、保有機械全体の効率的な運用と施工現場全体の生産性向上に貢献する。従来のフリートマネジメントシステム「Solution Linkage CONNECT」との大きな違いは、他社機のデータも含めて顧客保有の資産を管理できる点。従来のシステムのユーザーは、アップグレード版としてそのまま利用を継続することができる。
中大規模の建設・土木業の顧客やレンタル会社は、数百台を超える建設機械を保有し、複数の建設現場を同時に施工している。多数の建設機械を管理・運用するために、それぞれの建設機械メーカーの管理システムを使用する必要があり、管理工数の増加や作業効率の低下といった課題を抱えている。
LANDCROS Connectフリートマネジメントシステムは、ISO準拠の車両位置情報や稼働データを利用し、日立建機製の建設機械だけでなく、顧客が保有する建設機械を一元管理できるシステムです。顧客は、経営者から現場担当者まで、スマートフォン、タブレット、パソコンから簡単にLANDCROS Connectフリートマネジメントシステムの画面にアクセスして、異なる施工現場で稼働する建設機械のデータを視覚的に分かりやすく閲覧することができる。対応言語は英語、フランス語をはじめ、38言語に対応している。また、さらなる利便性と利用者数の向上をめざし、事務所でも施工現場でも手軽に利用ができるモバイルアプリ(iOSとAndroidに対応)をリリースした。
日立建機グループは、今後も顧客の課題に正面から向き合い、LANDCROSに込めた「あらゆるステークホルダーに革新的なソリューションを提供したい」という想いを具現化する製品やサービスに「LANDCROS」の名を冠して広く顧客に提供していく。
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