千代田化工建設は4月4日、Pilot Energy Limited(本社:オーストラリア、以下、パイロット社)より、西オーストラリア州において同社が計画する CO 2 サプライチェーン構築に関する実現可能性調査業務を受注したと発表した。
この実現可能性調査業務はパイロット社が主導するもので、South 32 Worsley Alumina Pty Ltd (本社:オ ーストラリア)が保有するアルミナ設備から排出される年間約 70 万トンの CO 2 を回収し、パイロット社が Cliff Head Carbon Storage Project* において計画する貯留サイトへ の CO 2 貯蔵についての調査を実施する。
この実現可能性調査では、まし当社が陸上設備スコープを担当し、液化 CO 2 海上輸送サービスプロバイダ ーである Knutsen NYK Carbon Carriers AS(本社:ノルウェー、CEO:Oliver Hagen-Smith)が、海上輸送ス コープを担当する。
千代田化工建設は総合エンジニアリング会社として、カーボンニュートラル社会の実現に向け、プラントの設計・調 達・建設のみならず、自社での技術開発等、多方面から事業に取り組んでいる。これらの事業を通じて、 千代田化工建設のミッションである「エネルギーと環境の調和」を目指して、持続可能な社会の発展に貢献していくとしてある。