クボタ、リープヘルとホイール式油圧ショベルのOEM供給で提携

 クボタは4月2日、リープヘル・インターナショナルAGから、9トン・11トンクラスのホイール式油圧ショベルのOEM供給を受けることで合意したと発表した。当該製品は、2026年から欧州市場向けに販売を開始する予定。なお、4月7日よりドイツで開催される世界最大の国際的な建設機械見本市「bauma 2025」の両社のブースでお披露目する。

■背景と狙い
 欧州をはじめ世界各国では、人口増加に伴う住宅需要の拡大やインフラ投資、都市開発に伴う工事の増加に加え建設工事における人手不足が深刻化していることから、効率化や省人化に向けて建設機械の需要の増加が見込まれている。
 

 クボタは市街地の建設工事などに使用される小型の建設機械を得意とし、6トン未満のミニバックホー(ミニショベル)では世界でトップシェア*。クボタの建設機械は耐久性に優れ、特に狭いスペースでの高い操作性が評価されている。一方、リープヘルは世界でも主要な建設機械メーカーで、都市部などの舗装された建設工事の現場に特化し掘削や運搬作業に優れるホイール式油圧ショベルに強みがある。

 欧州の工事現場では多様なサイズ・種類の建設機械が組み合わせて使用されており、クボタの製品を使用している欧州の顧客からは、ホイール式油圧ショベルを求める要望が高まっている。

 そのため、クボタとリープヘルの両社は、リープヘルで生産する新たな9トンおよび11トンクラスのホイール式油圧ショベルを共同で企画・開発を進めてきた。今回、同製品の開発が完了したたため、同製品のOEM供給を受け、2026年より欧州で販売する。なお、同社製品として初めてクボタエンジンが搭載されている。

 クボタは今回の製品ラインアップの拡充により、ヨーロッパ市場における小型建設機械の総合メーカーとしての地位のさらなる向上に努めていく。

※Off-Highway Research 2024より

■製品の概要
機種名:KW095 /KW115
機体重量:9,700-11,500kg /10,800-12,800kg
エンジン:クボタV3800 StageV(55kWまたは80kW)
想定される用途:都市部でのインフラ工事、公共工事(例:道路工事、上下水道・ガス管工事・電気・通信ケーブル工事など)

■会社概要
会社名:株式会社クボタ /リープヘル
代表者:代表取締役社長 北尾 裕一 /リープヘル・インターナショナルAG取締役会長 ヤン・リープヘル
本社所在地:大阪市浪速区 /スイス・ビュレ
創業:1890年 /1949年
連結売上高:(2023年12月期) 30,207億円(グループ全体)、6,476億円(建設機械事業)(2024年12月期) /140.42億ユーロ(グループ全体)、95.57億ユーロ(建設機械事業)(2023年12月期)
連結従業員数:52,094人(2024年12月末時点) /53,659人(2023年12月末時点)

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