日本建設機械工業会が2月27日に発表した2025年1月の建設機械出荷金額によると、内需は 8.9%減少の 736 億円、外需は 23.0%減少の1,391億円となった。その結果、内需は6カ月連続の減少、外需は12カ月連続の減少となった。総合計で18.6%減少の2,128億円となり、6カ月連続の減少となった。
■内需は8.9%減の 736億円 、6カ月連続の減少
機種別によると、コンクリート機械 22.4%増加の 30 億円、油圧ブレーカ・圧砕機 15.5%増加の 19億円、その他建設機械 7.1%増加の 52 億円の 3 機種と補給部品 15.1%増加の 129億円が増加したものの他6機種が減少となった。
■ 外需は 23.0%減少の1,391億円、12カ月連続の減少
機種別によると、トラクタ 10.1%増加の 198 億円、建設用クレーン 2.1%増加の 87 億円、道路機械19.3%増加の 42 億円、基礎機械 前年実績なしの 2 億円、油圧ブレーカ・圧砕機
7.3%増加の 8 億円の 5 機種と補給部品 7.3%増加の 207 億円が増加したものの、他4機種が減少となった。
地域別に見ると、全 9地域中5地域で増加したものの、他4地域が減少となった。
■1月の油圧ショベル国内出荷台数は12.8%減の1,330台
1月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ685台(前年同月比25.5%減少)、油圧ショベル1,330台(同12.8%減少)、ミニショベル1,412台(同20.0%減少)、クローラクレーン13台(同43.5% 減少)、ラフテレーンクレー72台(同19.1%減少)、アスファルトフィニッシャ22台(同29.0%減少)――となった。