タダノ、大型クレーンの部品製造拠点として丸亀工場を新設、約 50 億円投資

 タダノ(香川県高松市)は2月26日、オールテレーンクレーンなど建設用大型クレーンの部品製造拠点として香川県丸亀市に「タダノ丸亀工場」を新設すると発表した。

 タダノは中期経営計画(24-26)「Reaching new heights」をスローガンに、業界のリーディングカンパニーとして、顧客の安全と地球環境に配慮した新たな価値を提供するための戦略を推進している。

 成長戦略の1つである「強みを活かしたものづくり」では、世界最適調達(購買)・世界最適生産(地域)・世界共通生産を掲げている。具体的には、従来は欧州・ドイツで生産していた小型のオールテレーンクレーンを、日本・香川県内に移転・生産する計画を進めている。今回新設する「丸亀工場」は新たな生産計画の一拠点として重要な役割を果たすこととなる。

 タダノとしては、瀬戸内海に面することでモーダルシフトが可能となる立地を活かし、CO2 削減にも配慮しながら、ドイツの強みと日本の強みを最大限活かしたものづくり改革を進めていく。

<新工場の概要>
事業所名:タダノ丸亀工場
所在地:香川県丸亀市蓬莱町 7 番 1
建物延床面積:10,116.48 ㎡
投資額:約 50 億円(取得・改修費用含む)
業務開始時期:2025 年 12 月(予定)

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