・次世代のモーションコントロール製品の開発・生産拠点を段階的に設置
・精密機器事業のグローバル競争力を強化
不二ラテックス(東京都千代田区)は2月6日、栃木インター産業団地(栃木県栃木市)に新工場用地を取得し、次世代のモーションコントロール製品の開発・生産拠点を段階的に設置していくと発表した。
不二ラテックスはショックアブソーバ(緩衝器)の開発・製造を 1980 年に開始して以来、顧客からの支持を得て順調に業容を拡大し、精密機器事業は同社の主力事業のひとつに成長した。
この精密機器事業における新たな領域を開拓し、緩衝器の総合メーカーというユニークな地位を揺るぎないものにすべく、現工場の隣接地である栃木インター産業団地内に新工場用地を取得する計画を進めてきたが、栃木市から土地取得の内定を受け、同日、土地取得に関する売買契約締結を取締役会決議した。
高付加価値製品の開発に軸足を置き、成長産業分野を中心とした新分野開拓に注力するためのインフラストラクチャーとして、取得する土地に新設する新工場を活用する予定。
■新工場建設の展望
取得した土地には次世代のモーションコントロール製品の開発及び生産拠点を段階的に設置していく計画。新工場は高付加価値製品の開発及び生産に特化した工場を目指し、精密機器事業のグローバル競争力を強化していく。
<取得資産の概要>
所在地:栃木インター産業団地 H 街区 画地番号1
面積:11,917.16 ㎡
現況:更地(保留地)
取得価額:約 2.5 億円
なお、取得価額は適時開示制度における軽微基準に該当する直前連結会計年度の連結純資産額(3,857 百万円)の 30%未満となる。
<取得の日程>
契約締結日:2025 年2月6日(予定)
所有権移転日:2026 年 3 月(予定) 土地区画整理法第 103 条第 4 項の規定による換地処分の公告の日の翌日
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