豊田自動織機の産業車両、24年4〜12月期売上は9.4%増の2兆612億円、24年度予想2兆6,050億円(0.7%増)に修正

 豊田自動織機が1月31日に発表した2025年3月期第3四半期(2024年4〜12月)連結業績によると、産業車両においては、主力のフォークリフトトラックが北米や欧州で減少したものの、値上げ効果や為替変動による影響により、売上高は前年同期を1,771億円(9.4%増)上回る2兆612億円、営業利益は前年同期並みの1,352億円となった。

 また、販売台数は前年同期比6.6%減の213,000台(前年同期:228,000台)となった。内訳は、日本が29,000台(27,000台)、北米72,000(81,000台)、欧州71,000台(75,000台)、その他41,000台(45,000台)。

 2025年3月期(2024年度)の予想は、前年度比7.5%減の285,000台(前年度:308,000 台)。内訳は、日本42,000台(36,000台)、北米96,000台(111,000台)、欧州94,000台(104,000台)、その他53,000台(57,000台)。

 全社の2024年度通期連結業績予想については、連結売上高3兆9,000億円(前年度比1.7%増)、営業利益 2,200億円(同9.8%増)、税引前利益3,450億円(同11.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益 2,600億円(同13.6%増)と据置いている。産業車両セグメントの売上高は、前回予想の2兆5,940億円(0.3%増)から2兆6,050億円(同0.7%増)に修正した。

 なお、為替レートについては、1USドル145円、1ユーロ155円を前提としている。

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