JFEエンジニアリング(東京都千代田区)と千代田化工建設は12月24日、今後の国内の脱炭素に関連するEPC(設計・調達・建設)案件を中心とした協業について、検討を開始したと発表した。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、今後国内ではエネルギー会社を中心に、アンモニア・CCS/CCUS等の脱炭素分野への投資案件が数多く見込まれる。一方、これらの案件に対応できる高度なエンジニアリングリソースには限りがあり、確実なEPC遂行の大きな課題となっている。このような状況を踏まえJFEエンジニアリングと千代田化工は、脱炭素分野を中心に案件単位で、FS※1/FEED※2業務、EPC業務を受注・遂行することを目的に、両社の保有するエンジニアリング力の効果的活用、人的資本の相互補完・最適配置等を軸とした協業について検討するもの。
JFEエンジニアリングは総合エンジニアリング会社として、カーボンニュートラル社会の実現に向け、各種検討業務やEPCのみならず、Value Chainの構築を目指した複数の企業との連携による展開、技術開発等、多方面から事業に取り組んでいる。これらの事業を通じて、JFEエンジニアリングのパーパスであるJust For the Earth、くらしの礎(もと)を「創り」、「担い」、未来へ「つなぐ」企業として、今後も持続可能な社会の発展に貢献していく。
※1 : Feasibility Study 概念設計に基づき行われる事業可能性検討
※2 : Front End Engineering Design 概念設計・FSの後に行われる基本設計のこと
ニュースリリース(千代田化工建設)
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