日立エナジーは12月24日、ドイツ連邦共和国の送電事業者であるアンプリオンから、HVDC変換所4基を20億ユーロ超で受注したと発表した。
日立エナジーは、ドイツのハイデとポルスムを結ぶV48連系線と、ヴィルヘルムスハーフェンとハムを結ぶV49連系線で構成されるコリドーBプロジェクトに、自励式HVDCシステム「HVDC Light(R)」を用いた2GW・525kVのHVDC変換所4基を提供する。変換所は2030年初めに運転開始予定。
今回の受注には、日立エナジーのサービスソリューション「EnCompass(TM)（*1）」の提供も含まれる。EnCompassは、日立エナジーの長期的なパートナーシップへのコミットメントと、革新的かつ信頼性の高いエネルギーサービスソリューションの提供実績が基盤となっている。
今回の受注は、2023年9月に締結したキャパシティ・リザベーション・アグリーメントに基づくもの。日立エナジーの戦略の一環であるキャパシティ・リザベーション・アグリーメントは、プロジェクトに必要なエンジニアリング・製造能力をあらかじめ確保するもので、プロジェクトの確実な遂行を可能にする。
*1 日立エナジー ‐ サービス ‐ EnCompass(TM)契約
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