DEUTZ(ドイツ)、マルクス・ミュラー博士が退社しCNHのEMEA社長に

 DEUTZ (ドイツ):2024年12月16日

・最高技術・営業責任者のMarkus Mülle(マルクス・ミュラー)氏はDEUTZを離れ、CNHの欧州、中東、アフリカ(EMEA)事業を統括する
・同氏の職務は、残りの取締役が暫定的に引き継ぐ。(取締役会のページ

 ケルン、2024年12月16日—-マルクス・ミュラー博士は、監査役会に対し、2025年1月31日の双方合意によりDEUTZの取締役会での自身の任期を早期に終了し、2025年3月1日から世界的な農業・建設機械メーカーであるCNHの欧州、中東、アフリカ事業の責任者となるよう要請しました。監査役会は同氏の要請を承認しました。

 DEUTZ AG監査役会会長Dietmar Voggenreiter (ディートマー・フォッゲンライター)博士は次のように述べています。
 「最高技術責任者兼営業責任者として、マルクス・ミュラーは近年DEUTZの地位を拡大するだけでなく、何よりもDEUTZを再び成功の道に導くことに大きく貢献しました。彼の退任を残念に思うとともに、新しい役職での成功を祈っています。」

 マルクス・ミュラー氏は DEUTZ に 16 年以上在籍しており、2021 年から最高技術責任者兼営業責任者を務めています。DEUTZ での彼の職務は、後継者計画が合意されるまで、残りの経営陣が引き継ぎます。

 DEUTZ AGのCEO、Sebastian Schulte(セバスチャン・シュルテ)博士は次のように述べています。

 「大切な同僚が去るのは見たくないことですが、取締役会チームで緊密かつ常に建設的な仕事を共にしてくれたマルクス・ミュラーに感謝したいと思います。彼は、DEUTZ が現在大幅に強化された地位と、今後達成するさらなる成長に決定的な貢献を果たしました。彼の退任は残念ですが、とてもうれしく思いますし、CNH での役割がうまくいくことを祈っています。」

 マルクス・ミュラーは、2025年3月1日付けでCNHのEMEA社長に就任します。同氏が担当する地域では、15,000人の従業員と15の製造拠点、22の研究開発拠点を擁するCNHが、約60億ユーロの売上を上げています。
 
 マルクス・ミュラー氏は次のように説明しています。
 「DEUTZ は私にとって、過去も現在も特別な会社です。特別な会社でなければ、16 年間勤め続けることはできません。DEUTZ ファミリー全員に、一緒に過ごした時間に感謝し、ここ数年で築き上げ、達成してきたことを誇りと感謝の気持ちを持って振り返りたいと思います。特に、セバスチャン シュルテと一緒に過ごしたこの数年間は、DEUTZ の成功への道筋を定めることができました。私は今、同じ業界で、しかし今度は顧客側で、新たな挑戦と新鮮な視点を楽しみにしています。」

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。