千代田化工建設は12月16日、出光興産より、北海道製油所 CO2 分離回収設備設置 FEED 業務を受注したと発表した。
受注した業務は、出光興産、石油資源開発、北海道電力の 3 社(以下3 社)が、 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の「先進的 CCS 事業に係る設計作業等」に関する委託公募において、共同で受託した令和 6 年度の北海道苫小牧エリアにおける CCS 事業に係る設計作業等に関連し、出光興産より千代田化工建設が北海道製油所 CO 2 分離回収設備設置 FEED 業務を受託し、実施するもの。
3社は、2030 年度までの CCS 事業の開始に向けて、2023 年度に行われた事業性調査に続き、「CCS バ リューチェーンにおける設計作業」および「CO 2 貯留予定地の貯留ポテンシャル評価作業」を実施するため、苫小牧エリアにおける CCS 事業に応募し、選定された。今後、3 社は、「CCS バリューチェーンに おける設計作業」として、CO 2 を分離・回収、CO 2 輸送・貯留に関して、事業実施判断に向けて具体的な技術検討を進めていく。そのうち、千代田化工建設は、CO 2 排出源の一つとなる出光興産の北海道製油所において排出される CO 2 を分離・回収する設備の新設及び関連する既設設備の改造等に関する基本設計作業を 行い、千代田化工建設は本業務を通じ、設備の実装に向けて積極的に協力していく。
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