三菱化工機は12月9日、豊中市上下水道局より猪名川流域下水道原田処理場3系ガスホルダ設備更新工事を受注したと発表した。三菱化工機がガスホルダ設備のEPC一式を行う。契約金額は13億3,100万円(税込)。
猪名川流域下水道原田処理場は、大阪府、兵庫県の境を流れる猪名川の水質を保全するため、両府県の6市2町(豊中市・池田市・箕面市・豊能町・伊丹市・川西市・宝塚市・猪名川町)の下水を処理している。今回、三菱化工機は3系汚泥処理施設内のガスホルダ設備の改築更新及び1・2系汚泥処理施設内のガスプラント設備の撤去を行う。原田処理場で発生した消化ガスの一部は、処理場内で実施されている下水汚泥消化ガス発電事業において、有効活用される。
三菱化工機は、1950年代後半より水質汚濁の防止事業に着手し、さまざまな分野における排水処理設備の建設を手掛けてきた。これからも地域の環境インフラ整備を通じて、持続可能な発展に挑戦し、快適な社会の実現に貢献していく。
<受注案件の概要>
工事名:猪名川流域下水道原田処理場3系ガスホルダ設備更新工事
建設場所:豊中市原田西町1番1号(原田処理場内)
発注者:豊中市上下水道局
受注者:三菱化工機株式会社
契約金額:13億3,100万円 (税込)
工事内容:ガスホルダ設備2式、補器設備1式、制作・据付・試運転、及び既存設備の撤去
契約工期:2024年11月27日~2027年2月26日