メッツォ、トルコで金鉱石処理プラント一式を7,000万ユーロで受注

 Metso(メッツォ):2024年12月12日

 メッツォとGübretaş Maden Yatırımları A.Ş. (グブレタシュ マデン ヤティルムラール A.Ş. )は、トルコのBilecik(ビレジク)県にあるSoğut(ソグット )プロジェクトの第2フェーズ向けの金鉱石処理プラント一式に関する契約を締結しました。受注額は約7,000万ユーロ(約112億円、160円換算)です。契約に基づく機器の注文は、契約発効後、鉱物部門の受注に計上されます。これは2024年12月または2025年1月に行われる予定です。

 ソグート工場には、メッツォの Nordwheelerジョークラッシングユニット、Select SAG およびボールミル、さまざまなサイズの Tank Cell浮選セル、HRT 高速濃縮ユニット、Larox PF 圧力フィルター、スラリーポンプ、ゴールドルーム機器などが設置されます。納入には、Courier 8X SL 分析装置、PSI 粒度分析装置およびサンプラー、Proscon 自動化システムも含まれます。さらに、メッツォは、設置、試運転、トレーニングのための完全なプラントエンジニアリングおよびアドバイザリーサービスも提供します。

 Gübretaş Maden Yatırımları A.Ş.(ギュブレタシュ マデン ヤトゥルムラル A.Ş )のゼネラルマネージャー、Halit Semih Demircan (ハリット セミフ デミルカン)氏は次のように述べています。
 「このグリーンフィールドプロジェクトは、トルコの鉱業ビジネスと経済に大きく貢献するでしょう。Gübretaş Maden Yatırımları A.Ş.チームにとって、トップクラスのパフォーマンスを確保するために最良の技術を選択することが重要でした。メッツォの実績ある金処理技術がそれを実現すると信じています。私たちにとってのもう1つの基準は、メッツォのサービス能力と経験豊富な現地チームでした。」

 メッツォの地域鉱物販売ディレクター、Mert Katkay(マート・カトケイ)氏は次のように説明します。

 「当社はGübretaş Maden Yatırımları A.Ş.と緊密に協力し、この鉱床の鉱石を金鉱石と精鉱に加工するための最良のフローシートを開発しました。プラントと金の圧力酸化の基本設計はすでに完了しており、Gübretaş Maden Yatırımları A.Ş.チームと共に、機器の納入を伴うフェーズIIの継続を楽しみにしています。」

 メッツォは、鉱石から鉱床までの金の価値ストリーム全体に対して、完全なプロセス ソリューションとサービスを提供しています。フリーミリングおよび難処理金鉱石に対応し、鉱石の選別、粉砕、浮選、難処理鉱石の前処理技術 (バイオ酸化、加圧酸化、焙焼)、分析装置、自動化システム、最適化によるシアン化物浸出および金回収、幅広い専門サービスが補完されています。尾鉱および廃水処理も、メッツォの金ソリューション提供の不可欠な部分です。

■ Metso(メッツォ)について
 メッツォは、世界中の骨材、鉱物処理、金属精錬業界向けの持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューション、サービスにおける先駆者です。当社は、製品とサービスの専門知識により、顧客のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、環境リスクを軽減します。当社は前向きな変化のパートナーです。
 フィンランドのエスポーに本社を置くメッツォは、約 50 か国で 17,000 人以上の従業員を雇用しており、2023 年の売上高は約 54 億ユーロでした。同社は Nasdaq Helsinki に上場しています。 metso.com、x.com/metsoofficial

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。