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カナデビア子会社、英国 ティルベリーのごみ焼却発電プラントを受注

 カナデビア(旧・日立造船)の 100%子会社で、ごみ焼却発電プラントの EPC(設計・調達・施工)、運営・メンテナンスなどを手がける Kanadevia Inova AG(スイス)は11月29日、英国の廃棄物処理、 発電事業を手掛ける Viridor (英国) がロンドン東部 Tilbury (ティルベリー) で手掛けるごみ焼却発電プラントの EPC 業務を受注したと発表した。

 同プロジェクトでは、Viridor が中心となって設立した特別目的会社である Thameside Energy
Recovery Facility(TERF)から、EPC の業務を請け負う。プラントの稼働は 2028 年を予定しており、稼働後は年間 35 万トンの一般廃棄物を処理し、40MWe(93,000 世帯の消費電力に相当)を発電する予定。

 カナデビアグループは、国内外で 1,400 以上のごみ処理プラントを納入している。英国では 2006年に最初の受注を獲得し、同プロジェクトで英国とアイルランド合わせて 22 件目のごみ焼却発電プラントの受注となった。

 カナデビアグループは、今後もごみの衛生的な処理とクリーンエネルギー技術を通じて、国連サミットで採択された SDGs(持続可能な開発目標)の達成と世界の環境問題解決に積極的に取り組ん
でいく。

<受注概要>
発注者:Thameside Energy Recovery Facility
設地:Tilbury Port, East of London, UK
ごみ処理量:35 万t/年(ストーカ式焼却炉)
工期:2024 年 11 月から 42 カ月間
発電出力:40MW

 ニュースリリース

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