日立、台北 MRT 万大-中和-樹林線第二期工程向けに昇降機 147 台を一括受注

・日立グループとして台湾における過去最大の昇降機受注

 ㈱日立製作所(以下、日立)は11月28日、台湾の昇降機(エレベーター・エスカレーター)製造・販売・サービス子会社である日立永大電梯股份有限公司(以下、日立永大電梯)を通じて、台北市政府捷運工程局より、2031 年完成予定の台北都会区大衆捷運系統(以下、台北 MRT*1)万大-中和-樹林線第二期工程向けに、昇降機 147 台を一括受注したと発表した。今回の受注は、日立グループとして台湾で過去最大、また日立
永大電梯の前身である永大機電工業股份有限公司(以下、永大機電)が 1966 年に創業して以来、過去最大の昇降機受注となる。

 日立永大電梯は、万大-中和-樹林線の第二期工程で建設される 13 駅全てと変電所 1 カ所に、積載質量 1,600kg および 2,000kg の大容量機械室レスエレベーター41 台とエスカレーター106 台を設置する。エレベーター全台への地震時管制運転*2 機能の搭載によって、利用者に安全・安心を提供する。

*1 MRT:Mass Rapid Transit(大量高速輸送機関)。
*2 一定以上の地震の揺れを感知すると、エレベーターを最寄りの階に停止させドアを開く機能。

 詳細は、ニュースリリース