建設機械出荷、2024年10月は6.3%減の3,010億円、 3 カ月連続の減少

 日本建設機械工業会が11月28日に発表した2024年10月の建設機械出荷金額は、内需は 1.8%減少の 987 億円、外需は 8.4%減少の2,023 億円となった。その結果、内需は 3 カ月連続の減少、外需は 9 カ月連続の 減少となった。総合計では 6.3%減少の 3,010 億円となり、3 カ月連続の減少となった。

■ 内需は 1.8%減少の 987 億円、3 カ月連続の減少

 機種別に見ると、トラクタ 14.4%増加の 186 億円、建設用クレーンは 1.9%増加の171 億円、コンクリート機械 12.3%増加の 23 億円、油圧ブレーカ圧砕機は 12.5%増加の 23 億円の 4 機種と補給部品 7.3%増加の 138 億円が増加しましたが、他 5 機 種が減少した。

■ 外需は 8.4%減少の2,023 億円、9 カ月連続の 減少
 機種別に見ると、道路機械は 41.0%増加の 47 億円、コンクリート機械は 30.1%増加の 1 億円、その他建設機械 19.7%の 3 機種と補給部品 16.9%増加の 299 億円が増加したものの、他 6 機種が減少した。 

 地域別に見ると、全 9 地域中 5 地域で増加したものの、他 4 地域で減少した。

■油圧ショベルの国内出荷は6.1%減の2,047台

 2024年10月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ1,375台(前年同月比21.8%減少)、油圧ショベル2,047台(同6.1%減少)、ミニショベル 2.038台(同26.2%減少)、クローラクレーン29台(同0.0%)、ラフテレーンクレーン101台(同9.8%増加)、アスファルトフィニッシャ44台(同15.4%減少)――となった。

 建設機械出荷統計(2024年10月)ニュースリリース