不二越、滑川事業所におけるPPAモデルを活用した太陽光発電システムを導入

・カーボンニュートラルの推進に向けた再生可能エネルギーの活用

 ㈱不二越は11月28日、日本海ガス絆ホールディングスグループの日本海ガス(富山県富山市)と太陽光発電システムPPAモデル(第三者所有モデル)に関する契約を締結し、不二越の滑川事業所で太陽光発電システム 1,447.68kW を運用開始したと発表した。

 不二越は、カーボンニュートラルに向け、2022 年より富山事業所での再生可能エネルギー導入を進めてきた。今回、滑川事業所において、PPAモデルを活用した太陽光発電システムを初めて導入した。

 PPA事業者である日本海ガスは、不二越の事業所内に機器を設置し、発電した電力を当社へ全量供給す るエネルギーサービスを行う。

 今回の導入により、すでに導入済みの富山事業所と合わせると、太陽光発電システムは合計 2,342.86kW となった。これにより、合計で年間約 1,000t の CO2 排出量削減※が見込まれる。

 不二越は、引き続き再生可能エネルギーの導入・普及などを通じ、気候変動への対応を推進し、持続可能 な社会の実現に貢献していく。

※CO2 排出削減想定量は、「地球温暖化対策事業効果算定ガイドブック」(環境省 地球環境局発行 令和6年4月改訂)に基づき算出。

<導入システム概要>
設置場所:株式会社不二越 滑川事業所 油圧モータ第2工場 (富山県滑川市大掛176番地
設置機器:自家消費型太陽光発電システム 1,447.68kW(パネル3,016枚) 、遠隔監視・計測システム、非常用コンセント
導入目的:
①カーボンニュートラル実現に向けた取り組み②再生可能エネルギーの地産地消(自家消費モデル)③環境関連法規への対応(省エネルギー法、工場立地法) ④停電時の緊急電源としての活用(レジリエンスの強化)

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