HD現代インフラコア、新エンジンがイタリアで「ディーゼルエンジンオブザイヤー」を受賞

・産業用エンジンの最高権威である「DIESEL OF THE YEAR(ディーゼルオブザイヤー)」に国内企業として初めて選出

・技術革新と性能向上が評価され、2006年以来の最優秀エンジン賞を発表

・5リッタークラスの「DX05」、7.5リッタークラスの「DX08」は、クラス最高の出力と燃費を誇ります

 HD Hyundai Infracore (HD現代インフラコア) :2024年11月10日

 HD現代インフラコアの新型ディーゼルエンジンがイタリアで「ディーゼルエンジン・オブ・ザ・イヤー」の栄誉を受賞しました。

 当社は10日(日)、次世代ディーゼルエンジン2機種(DX05とDX08)が産業用エンジン分野で最も権威のある賞とされる「ディーゼルエンジン・オブ・ザ・イヤー」(2025年ディーゼル・オブ・ザ・イヤー、DOTY)を受賞したと発表しました。

 DOTY賞は、イタリアに本拠を置く世界的なパワートレインおよび商用車関連の出版グループであるVado e Torno Edizioniが主催する国際式典で、2006年より毎年、技術革新と性能向上の分野で最も優れたディーゼルエンジンを選出する賞です。国内企業がディーゼルエンジン・オブ・ザ・イヤーに選ばれるのは今回が初めてです。

 今年のDOTY授賞式は、イタリアのボローニャで開催された世界三大農業機械見本市の一つ、EIMAで開催されました。

 HD現代インフラコアは、米国のカミンズ、ドイツのMAN、スウェーデンのスカニアなど、米国や欧州の伝統的なエンジンメーカーと競合し、この賞を受賞したことで、その技術競争力と製品の優秀性が認められました。

 特に、2025年DOTY賞受賞の5リッターと7.5リッターエンジンは、最適化された燃焼室設計と先進の燃料噴射システムによりクラス最高の出力を誇るとともに、従来モデルに比べて最大8%の燃費向上を実現したことなどが高く評価されました。

 また、低炭素バイオオイルである水素化処理植物油(HVO)を燃料として使用し、欧州や米国の「Stage V」や「Tier-4 Final」で義務付けられている最高レベルの排ガス規制を満たすことで、カーボンニュートラルへの移行において重要な役割を果たすことが期待されています。

 HD現代インフラコアのエンジン事業本部長Jung-soo Kim(キム・ジョンス)氏は次のように述べています。
 「今回の受賞で韓国のエンジン技術と革新力が世界に認められました。産業用エンジンをはじめとしたパワーソリューションの持続可能な革新をたゆまず進めていきます。」

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。