・農業機械データと栽培管理データの一元管理で、農業DXを大きく前進
㈱Agrihub (東京都調布市)と井関農機は11月13日、業界初となる農機OpenAPI仕様に基づいた商業ベースでのデータ連携を実現したと発表した。この取り組みにより、農業者にとってデータ活用がより身近なものとなり、農業分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)が大きく前進するという。
この仕様は、農林水産省が定めた「農業分野におけるオープンAPI整備に関するガイドラインver.1.0」(令和3年2月)に則しており、異なるメーカーの農業機械やソフトウェア間でのデータ連携を安全かつ効率的に実現する。Agrihubと井関農機は、同コンソーシアムでAPIの接続検証と運用確認に参画し、農機OpenAPI仕様を利用したデータ連携の実現に取り組んできた。
同仕様の普及により、ソフトウェアメーカーと農機メーカーの連携が容易に実現できるようになる。将来的には、農業者が複数メーカーの農機を1つのプラットフォームで一元管理できるようになり、作業効率の大幅な向上が期待される。
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