日本国土開発、自走型回転式破砕混合機 「TMSP1800」 を開発

 日本国土開発は11月8日、「回転式破砕混合工法®」で用いる新型の自走型回転式破砕混合機「TMSP1800」を開発したと発表した。

🔳開発の背景
 近年の気候変動により、日本全国で洪水や土砂災害が頻発し、甚大な被害が発生している。このような状況から河川工事の需要が高まり、地域の安全を確保するための堤防強化、河道拡幅、築堤などの整備工事が急速に進められており、日本国土開発はこれらの工事に必須である土質改良において、独自技術である「回転式破砕混合工法」を用いて施工を行っている。同工法用の機械としては、車載型、自走型、プラント型を自社開発して施工条件に応じて使用しているが、今回、狭所での作業において能力を発揮する自走型を全面的に見直した新型の自走型土質改良機を開発した。今後も日本国土開発は、建設発生土の有効活用を目指し、本機械を用いて回転式破砕混合工法の普及に努めていく。

🔳機械の概要
 機械は、プラント型の構成設備をワンパッケージ化して走行装置上に搭載することで、必要面積の省スペース化を実現しました。さらに機能、システムの刷新により搬入から施工開始までの準備作業を大幅に削減したことで、より柔軟に、かつ容易に使用することができるようになった。

 詳細は、ニュースリリース