川崎重工、ソーシャルイノベーション共創拠点 CO-CREATION PARK – KAWARUBAオープン

 川崎重工業は11月6日、「HANEDA INNOVATION CITY」(東京大田区)内に、新たなソーシャルイノベーション共創拠点「CO-CREATION PARK – KAWARUBA」(カワルバ)を開設した。

 川崎重工グループは、2030年に目指す将来像としてグループビジョン2030を掲げ、さまざまな社会課題の解決に向けて取り組んでいる。その取組みの一環として、同拠点を意志ある多様な人々が組織の垣根を超えて出会い、集うことで価値創造し、社会実装を目指す場として提供する。

 また同拠点では、チャレンジテーマとして『ロボットと生きる、喜び豊かな未来をささえる社会の実現』や『水素・カーボンニュートラルソリューションでグリーン社会の新時代を切り拓く』を設定し、多様な実証フィールドを活用しながら、事業起点でソリューション開発を推進する。

 また、同拠点周辺の臨海エリアでは、水素の潜在的な需要が高く見込まれており、水素社会実現に向けた水素の供給体制構築が推進されている。そのような地理的特長を活かし、スマートエアポート、スマートシティ、カーボンニュートラルといったテーマも取り上げ、多様な企業、行政・自治体、アカデミアなど、様々なパートナーと共創することで、世界に向けて社会変革イノベーション創造に邁進していく。

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