ジョンディア、トリンブルと提携し、建設ポートフォリオ内で統合勾配制御の汎用性を拡大

 Deere & Company(ディア社):2024年10月21日

・John Deere (ジョンディア)の顧客向けの SmartGrade(スマートグレード)テクノロジーの選択肢に、将来 Trimble (トリンブル)も含まれるようになります。

・John Deere SmartGrade ポートフォリオに Trimble テクノロジーが追加されたことで、顧客はあらゆる現場でシームレスに操作できる統合勾配制御ソリューションを活用できるようになります。

 イリノイ州モリーン(2024年10月22日) —-ジョンディア(NYSE:DE)は本日、顧客の現場能力を拡大するため、Trimble (Nasdaq:TRMB)との新たな戦略的パートナーシップを発表しました。将来的には、Trimble Earthworks Grade Control(トリンブル土工勾配制御)テクノロジーがジョンディアSmartGrade™プラットフォームに統合され、顧客は広範なTrimbleテクノロジーエコシステムにアクセスできるようになります。

 ジョンディア社の土木生産システム&エンジニアリング担当副社長、Jerred Pauwels (ジェレッド・ポーウェルズ)氏は次のように述べています。
 「当社の使命は、特に貴重な技術ソリューションをお客様の機器群に組み込む際に、お客様の生産性と収益性を最大限に高めることです。Trimble との提携は、当社の顧客が Trimble の高度なテクノロジー エコシステムにアクセスするための素晴らしい機会を提供します。 SmartGrade を搭載した ジョンディア建設機械のラインアップのパワーとパフォーマンスと組み合わせることで、当社の顧客は現場だけでなく、それ以外の場所でも生産性を向上させることができます。」

 Trimble が John Deere SmartGrade ポートフォリオに追加されたことで、ジョンディアのお客様は統合勾配制御ソリューションにアクセスするための選択肢が増えました。SmartGrade を通じてオプションを有効にすることで、ジョンディアの顧客は、ニーズに最適なテクノロジーを優先して、引き続き ジョンディアを鉄工機として選択できます。

 Trimbleのフィールドシステム担当上級副社長、Ron Bisio (ロン・ビシオ)氏は次のように述べています。

 「Trimbleは、世界中の現場の土木建設業者が、使用する重機の種類に関係なく、機械制御技術の使用から利益を得られるよう、可能な限り容易にすることに尽力しています。当社の Connect & Scale 戦略により、デジタル領域と物理領域全体でよりスマートな運用が可能になります。ジョンディアと提携してこのミッションを推進し、顧客の希望するワークフローにさらに貢献できることを嬉しく思います。」

 John Deere SmartGrade マシンで実現される Trimble の技術は、今後、一部の John Deere 建設機械モデルで購入できるようになります。詳細については、最寄りの販売店にお問い合わせいただくか、www.johndeere.com をご覧ください。

■ Deere & Company について
 Deere & Company(ディア社)は、農業、建設、林業機械の提供における世界的リーダーです。当社は、顧客がより生産的で持続可能な方法で可能性の限界を押し広げ、生活を飛躍的に前進させるお手伝いをしています。当社のテクノロジーを活用した製品には、John Deere Autonomous 8R Tractor、See & Spray™、E-Power Backhoe などがありますが、これらは、世界中で高まる食糧、住居、インフラのニーズに応える当社の取り組みの一例にすぎません。Deere & Company は、John Deere Financial を通じて金融サービスも提供しています。

■ Trimble (トリンブル)について
 Trimble は、人々の移動、建築、生活のあり方を変革しています。測位、モデリング、データ分析のコアテクノロジーは、デジタル世界と物理世界を結び付け、お客様の生産性、品質、安全性、透明性、持続可能性を向上させます。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。