JFEエンジニアリング 、CO₂パイプラインおよび圧入設備の基本設計業務を受注

・苫小牧エリアにおけるCCS事業化に向けた先進的取り組み

 JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は10月22日、石油資源開発(JAPEX )より、北海道苫小牧エリアにおける「CO₂輸送パイプライン建設に係る基本設計業務およびCO₂圧入設備建設に係る基本設計業務」を受注したと発表した。

 これは、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(以下、JOGMEC)の「先進的CCS 事業に係る設計作業等」に関する委託公募において、北海道苫小牧エリアにおけるCCS事業に係る設計作業等の業務を、3社(JAPEX、出光興産北海道電力)が受託 し、JAPEX が担うCO₂輸送、貯留の検討の一部である同業務を、2023年度の実現可能性調査に引き続きJFEエンジニアリングが受注したもの。

 同業務でJFEエンジニアリングは、パイプライン建設のトップランナーとしての豊富な実績と最先端の技術・知見を活かし、複数の拠点をつなぐ長距離パイプライン輸送の検討を行う。また、国内油ガス田で培ったガス圧入技術の知見をもとに、CO₂を地下へ圧入するための地上設備に関する検討を行う。

 今後もJFEエンジニアリングはCCS の早期実現に向け各種技術開発に取り組み、カーボンニュートラルや持続可能な社会の実現に向け貢献していく。

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