リコーインダストリー(神奈川県厚木市)は10月16日、生産改革の一環として、国内生産拠点とその役割を見直した結果、勝田事業所(茨城県ひたちなか市)の生産機能を、2026年3月までに生産移管および他拠点へ集約することを決定したと発表した。
同社拠点として操業以降、勝田事業所では約12年間にわたりプロダクション向けのプリンター・インクジェットヘッド等の生産拠点として市場に製品を届けてきた。
なお、同事業所の現生産機能は、東北地区(宮城県柴田郡柴田町中名生神明堂3-1)の生産拠点に移管する。これまで進めてきたプロダクション向けプリンター生産の集約によるさらなる生産効率の向上・体質強化と、デジタルマニュファクチャリングや自動化によるものづくり革新を進め、顧客のニーズに応える体制を再構築する。
＜リコーインダストリー勝田事業所の概要＞
設立：2004年10月 (リコープリンティングシステムズ株式会社として設立)
所在地：茨城県ひたちなか市武田1060番地
事業内容：事務機器及び周辺機器の生産
従業員数：124名 (2024年10月1日時点)
＜リコーインダストリーの概要＞
会社名：リコーインダストリー株式会社
設立：2012年12月19日
本社所在地：神奈川県厚木市下荻野1005番地
代表者：代表取締役 社長執行役員 花田和己
事業内容：事務機器、光学機器、印刷機器、機械装置などとこれらの消耗品などの製造ならびに 販売など
資本金：1億円
株主：株式会社リコー (100％出資)
従業員数：880名 (2024年10月1日時点)