ブラザー工業、瑞穂工場(名古屋市)内に建設予定の新社屋建設を延期

 ブラザー工業 (名古屋市瑞穂区)は10月17日、瑞穂工場(名古屋市瑞穂区河岸一丁目1番1号)内に建設を予定している新社屋について、計画を見直し、建設を延期することを決定したと発表した。

 ブラザー工業は、2020年2月に既存施設の老朽化対応や、業務スペースの拡張を目的に、新社屋を建設することを発表した。その後、これからの働き方の変化、研究開発を強化促進する設備、地球環境への配慮などを盛り込み、2024年中の着工、2026年中の完成を目指して準備を進めてきた。

しかしながら、昨今の旺盛な建築需要下での資材・人件費の高騰など、建設業界を取り巻く環境は厳しい中ではあるが、コロナ後の働く環境の変化を踏まえ、従業員がより能力を発揮し、安全・安心に生き生きと働くことができる社屋とするためには、さらに長期的な視点からあらためて検討を行うことが必要だと判断した。

 計画は延期となるが、従業員が誇れる社屋とするために検討を進めていく。

 ニュースリリース