アマダグループ 、日欧米で開催されるJIMTOF、EuroBLECH、FABTECHで新たなマシンを発表

・未来を創る金属加工のトータルソリューションを提案

 アマダグループは10月16日、今秋、日欧米で開催される「JIMTOF 2024」(東京、11月5日から10日)、「EuroBLECH 2024」(ドイツ、ハ ノーバー、10月22日から25日)、「FABTECH 2024」(アメリカ、オーランド、10月15日から17日)に 出展すると発表した。

 アマダは各展示会において、レーザ技術による新領域拡大に向けて新たに開発した、高輝度、高品質、高出力ファイバーレーザ発振器を搭載したファイバーレーザマシンを発表する。また、アマダグループの最新マシンによる幅広い加工技術や、工場全体をデジタルでつなぐソリューションを展示。グローバルで各事業の枠を超えた一体型の提案をより一層進めることで、顧客の未来のモノづくりを支えていく。

 東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF 2024(第32回 日本国際工作機械見本市)」には、 「FOR YOUR FUTURE ~未来を創る金属加工のトータルソリューション~」をテーマに、板金、微細溶接、切削・研削盤、プレス自動化ソリューション・ばね成形機事業より、国内展示会初披露となる3機種を含む全10機種を出展する。

 板金事業では、新開発の26kW高出力自社製ファイバーレーザ発振器を搭載した、ファイバー レーザマシンを国内初披露する。さらに、切断・溶接・積層造形を1台で行える3次元レーザ 統合システムと、自動プログラム補正運転を実現したファイバーレーザ溶接システムを出展する。

 微細溶接事業では、レーザ溶接の良否判定や予防保全に最適なウエルドモニターと、剥離・マ ーキング等に対応するレーザ加工機を出展する。

 切削・研削盤事業では、新技術の可変パルスカッティング機構を搭載し、切削抵抗を大幅に低 減、高速安定切断を実現する、パルスカッティングバンドソーを国内展示会で初披露する。さらに、デジタルプロジェクターを搭載し複雑な円筒研削製品の計測作業を容易化した、デジタル円筒プロファイル研削盤を世界初披露する。プレス自動化ソリューション・ばね成形機事業では、順送プレス加工自動化システムを出展し、
EV化のニーズに対応。また極細線コイル加工を得意とし、医療用ガイドワイヤ成形にも適した13 軸制御2ポイントコイリングマシンを出展する。

 金属加工機械の総合メーカーであるアマダグループのシナジー効果を活用し、モノづくりの新た な創造に挑戦することで、持続可能な社会の開発に貢献していく。

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