Abalance、子会社がエチオピアに太陽光パネルの上流工程となるセルの新工場建設

 Abalance(東京都品川区)は10月15日、同日開催の取締役会において、連結子会社TOYO Co.,Ltd.(以下、TOYO)の新工場建設に関して決議したと発表した。

 Abalanceグループは、世界的な脱炭素社会の実現へ向けた潮流の中、再生可能エネルギー市場の成長に貢献すべく、太陽光パネル製造事業を経営の柱と据え、中長期的な事業拡大に取り組んでいる。
 連結子会社 TOYO は、現在の主力事業拠点であるベトナムに加えて米国における市場動向及び税制などの政策動向を注視しながら、太陽光パネル及びセルのグローバル・サプライチェーン体制確立へ向けた新たな生産拠点の構築を検討していた。その結果、Abalanceグループはエチオピア連邦民主共和国において太陽光パネルの上流工程となるセルの新工場建設を計画することにした。

<新工場の概要>
所在地:エチオピア連邦民主共和国シダマ州アワサ市
敷地面積:31,500 ㎡
投資金額:60 百万 US ドル(約 90 億円、150円換算)
調達方法:自己資金
事業内容:太陽光セルの製造、販売
生産能力:2 ギガワット(GW)
従業員数:約 880 名
※新工場の土地・建屋はリース契約、投資金額の対象は製造設備・付帯設備。
着工予定日:2024 年 11 月中
竣工予定日:2025 年 3 月頃

 ニュースリリース